鶴谷到暉子 人物紹介

プロフィール記事

鶴谷到暉子 tokiko tsuruya

鶴谷到暉子先生には、今年(H23年)還暦を迎えられる娘(和子)さんがいます。
昭和26年6月24日に元気にご誕生されましたが、幼児期(生後8カ月)に病を患い、【見えない、聞こえない、話せない、動けない】という重度の障害者になりました。
現在もベッドの上で寝たきりの生活を送られています。
寝たきりになりますと、床ずれが発生しますが、和子さんの身体には一切床ずれがありせん。現在のように介護サービスが発展する数年前まで、毎日和子さんを背負って入浴し、その後血流を良くするためにマッサージをし、食事も栄養のあるものを食べさせ、今日、還暦を迎えられることとなりました。
戦後、間もない時代に、金銭的・精神的・体力的にも疲労が重なり、自殺を考えたこともありました。
しかし、『和子をを守ってやれるのは私しかいない。元気に精いっぱい生きよう』と今日まで頑張ってきたそうです。

書展の内容につきまして、
過去17回開催してきました鶴谷到暉子社中 竹水会書展(美しいかな書展)は、『誰にも真似できない素敵な書展だ』と定評がありました。
今回の18回目書展は、【8という末広がり、娘さんの還暦】というひとつの節目として特別に21世紀美術館でさせて頂くこととなりました。
かな・漢字・写経・臨書・細字・大字などの作品のほかに、和子さんの写真を載せた特製パネルや、美川工芸刺繍にて特別に作っていただいた『ちゃんちゃんこ』なども展示いたします。
他の書展では見ることのできない作品を展示しますので、皆様方には楽しんでご高覧、また御笑覧賜りたく思っております。



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